T-36 トイドローンの実力とは?買ってみてわかった事。[口コミ/評判]

どうもこんにちは!カツオです。[@katsuo_dengon ]

先日、長男がめでたく3歳の誕生日を迎えました!
バースデープレゼントはちっちゃなドローン。
まだ自分では操作は出来ないと思うのですが膝に乗せて一緒にプロポ(コントローラー)を握ってやれば楽しんでくれるかなと。

Amazonで販売されているT36というトイドローンでお値段も2,000円前後ととってもお手頃。
口コミも評判も悪くなかったので入門機として購入してみましたのでレビューします!

商品詳細

GoolRC T36 ドローン 2.4G 4CH 抗衝突 UFO ラジコンドローン 6軸ジャイロ3Dフリップ RCクアドコプター RTF 2 *バッテリー

GoolRC T36 ドローン 2.4G 4CH 抗衝突 UFO ラジコンドローン 6軸ジャイロ3Dフリップ RCクアドコプター RTF 2 *バッテリー
T36 ドローン イエロー
GoolRC T36ドローン 2.4G 4CH 抗衝突 UFO ラジコンドローン 6軸ジャイロ3Dフリップ RCクアドコプター RTF 2 *バッテリー
T36 ドローン レッド

本体価格
Amazonにて
2200〜2400円前後
ブランド名:GoolRC
項目名:スコーピオンT36
色:黄色/赤色オプション
コントローラ:2.4GHzモード 2
チャンネル:4チャンネル
ジャイロスコープ:6軸
機能:前/後、上/下、左/右、側方飛行、ホバリング、3Dフリップ、ヘッドレスモード、高速/低速、ワンキーリターン
制御距離:約30m
quadcopter用のバッテリー:3.7V 150mAh 20C Li-po
「一つは機体の背面の中で 別はリモートコントロールの中で」
バッテリーの寸法:26× 16× 7ミリメートル
充電時間:約50分
作業時間:約5分
リモコン用バッテリー:単4電池3本(別売)
項目の寸法:85 × 85 × 35mm
アイテム重量:約21g
引用:Amazon/GoolRC T36 ドローンの仕様より

T36の特徴

壊れにくい
プロペラが全体的にガードで保護されている。
ぶつけたり落としたりしても壊れにくい。
バッテリーが2個付き
これはとてもありがたい。
1つは本体に装着済みで2つ目はコントローラーの電池のフタを開けたところに入っています。
USBケーブル付き
バッテリーを接続できるUSBケーブルが付属。
USBの差し込み口のあるものなら電源タップでもモバイルバッテリーでも充電可能です。

バッテリーの持ち時間
40〜50分の充電が必要で5分ほど飛行可能です。
プラスドライバー付き
コントローラーの電池のフタをあけるのに使いますがこれは地味にありがたい。
持ってる人も2つあって困る物でもないですし。
予備のプロペラ付き
4枚の予備が付属しているので壊れても安心。

日本語訳の説明書付き
おそらく翻訳ソフトを使ったのだろうと思える解りにくい日本語の説明書がついています。無いよりましですけど。

ヘッドレスモード
後述しますがドローンの向きに関係なく操縦者視点で操作できる機能です。

3Dフリップ
ボタンを押すだけでクルンと宙返りしてくれます。

ホバリング機能は無い
自動で一定の高度、位置を維持して飛行する機能です。
T36にはありません。

ドローンとは?


そもそもドローンとはなんでしょうか?
プロペラが4枚の物を想像しましたか?

日本ではドローンという言葉で呼ばれていますが実は正確な意味でのドローンではありません。

言葉としての意味は「雄のミツバチ」。
軍用の無人機の研究開発に使われた、無線操縦機Queen Bee(クインビー、女王蜂)というものがあり、それが「ドローン」という呼称の由来となっています。

本来ドローンと呼ばれる物は「遠隔操作、または自律式の無人機」の事を指します。
4つのローターが付いたこの外見からドローンと呼ばれるわけではないのです。

正しく呼ぶ場合は「マルチコプター」、「クアッドコプター」。
クアッドは4という意味ですね。
ただし遠隔操作が出来るので「ドローン」であることには変わりありません。
さらに自律式でない物は「ラジオコントロールマルチコプター」の方がより正確な呼び方でしょう。
自律式とは組み込まれたプログラムによって機体自身が判断し行動することを言います。

自律行動や遠隔操作ができるなら、飛行型でも水中型でも陸上型でもドローンです。
ロボットのような人形の無人機があるならばそれもドローン。

つまりドローンとは大きなカテゴリーを示す言葉なのです。

とは言っても、すでにこの形がドローンとして浸透してしまっているので私もドローンと呼んでいます。
これはドローンじゃない!マルチコプターだ!と言い張っても知ったかぶりの痛い人みたいに見えちゃいますからね。

でも先日テレビを見ていたら、中国ででっかいドローンを作って人を乗せるという動画を見ました。
人が乗れば有人機なので、さすがにそれはドローンとは呼ばないで欲しいなぁと思うのでした。
(*´꒳`*)

取扱説明書

 各部名称/充電/コントロール
コントロール続き/各種機能

モード1とモード2


T36はモード2しかないので興味が無ければ読み飛ばしてください。

ドローンに関する記事や説明書を読んだりすると、モード1やモード2という言葉を目にするかと思います。
これはコントローラーの操作方法の違いです。

モード1


左のスティック
前後
右のスティック
上下左右

モード2


左のスティック
上下
右のスティック
前後左右

モードによって何が変わるのか


ざっくりとどちらがいいか説明します。
日本のラジコンヘリの主流はモード1。
海外の主流はモード2。

ラジコンヘリもやりたいって方はモード1でもなれる必要がありますが、ドローンしか飛ばさないよって方はモード2だけ覚えればいいです。
難易度はモード2の方が易しいですし。

理由は、前後左右というのは平面の動きで上下というのは立体の動きだからです。

モード1:
左スティックは前後で平面操作
右スティックは上下と左右で立体操作と平面操作
モード2:
左スティックは上下で立体操作
右スティックは前後と左右どちらも平面操作

モード1は右ステックで立体と平面の操作が混在しているのに対し、モード2は左が立体操作で右は平面操作と左右で操作方法が分離しているからわかりやすくなっています。

ヘッドレスモード


ヘッドレスモードとはドローンの機首(正面)の向きに関係なく操縦者から見た方向で操作できる機能です。
初心者用の機能でもありますし、気軽に飛ばしたいのならヘッドレスモードの方が簡単に操作できます。

ヘッドレスモードに切り替え方法
1、左のスティックを押し込んでワンキーリターンの状態にする。
2、右スティクを上に押し上げる。

これでヘッドレスモードに移行します。
ヘッドレスモードの状態になると、一定間隔で音が鳴ります。
これがけっこうウルサいです。鳴る間隔も短いですし。

最初便利だなーと思ってましたがピッピ鳴るのが邪魔になってやめました。

飛行準備


  1. コントローラーに単4×3を入れる。
  2. 本体にバッテリーを搭載する。
  3. バッテリーと本体のケーブルを接続。
  4. 本体の向きに気をつけて平面に置く。
  5. コントローラーの電源オン。
  6. 本体とコントローラーのリンクが終了するまで待つ。
  7. 準備完了!
本体とコントローラーの接続時はスティックが一番下に来ているか確認。
初期位置に無い場合はリンク待ちが続きます。

操作方法

上昇させるには左スティックをゆーーっくり上に押し上げます。
急に上げるとドローンも急上昇するので車のアクセルと同じようにゆっくりとです。
左スティックは上下だけの操作でもかまいません。
左右に入れると機体が水平に回転します。
慣れるまで左スティックの左右は無視していた方が無難です。
右スティックは前後左右。
通常モードなら機首の正面と考えて操作した方向に動きます。
機首が自分と向き合っているならば操作は反転するので、スティックを右に入れれば左へ移動するということになります。

3D フリップ

右スティックを中心に向かってグッと押し込むと「ピッ」と音が鳴ります。
その状態で右スティックを動かすとその方向にクルンと360度回転してから進みます。

ちょっとしたアクロバット飛行の機能ですね。

機体が左右前後どちらかに流れる場合

右スティックを操作していないのに機体が流れる場合はトリミングボタンで調整します。
スティックと電源ボタンの他に3つスイッチがあります。

左右に流れる場合は左右トリムボタンで調整。
前後に流れる場合は前後トリムボタンで調整。

左スティックの操作が過敏な場合は速度変換のスイッチで出力を調整してください。

注意点


いくつか気になる点があったのでピックアップ

本体に電源スイッチはありません。
ケーブル接続が電源オンになります。

バッテリーのケーブル
接続端子が硬めなので引き抜く時に注意。
抜くときは丁寧にしないともげる。
不安ならラジオペンチなど先の細い工具を使う方がいいかも。

強風注意
機体の上から下に向かって空気が流れるため、天井にくっつくと張り付く可能性有り。
壁などにも近づいて機体角度などの条件によっては突然90度傾いて墜落します。
下に向かって激しく空気の流れを起こしてるので機体の上側はかなりの吸引力です。

バッテリーの固定
機体のお腹に挟み込まれているだけなので落下たり強い衝撃を受けると、バッテリーの位置がずれます。
それによりバランスが崩れるので飛び出したりしていないか注意してあげる必要があります。

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まとめ

小さいながらもコントロールさえしっかりすればそれなりに飛ばす事が可能。
自動のホバリング機能は無いので滞空させる場合は自分で微調整しながら飛ばします。

重さが無いので外で飛ばす時は風に注意。
風が吹いてるとあまり安定して飛ばす事はできません。

なにより特筆したいのは値段!
Amazonで2400円前後ですが、時々タイムセールで1800円くらいになることがあります。
この値段でバッテリー2個付きですからコストパフォーマンスは抜群です!

少し操作は難しいですが子どもさんへのプレゼントとしてもかなりおすすめ。
多少難しくてもおもちゃへの適応能力は子どもの方が断然高いですしね。

残念な点は説明書の日本語訳のひどさ。
翻訳ソフトでも使ったのか意味の分かりにくい箇所がちらほら。


このドローンは日本のような厳しい検査をクリアした商品ではありません。

中国製なので届いたら必ず不備がないかチェックしましょう。
なにかあれば交換してもらう必要があるので早めに確認してくださいね。

私が購入したものには特に不備はなかったです。
もしあったとしてもこの値段もう仕方ないかなと思います。
長男は大喜び!
仕事が終わってご飯を食べる前や寝る前に一緒に飛ばして遊んでいます。
誕生日やクリスマスのプレゼント、ちょっとしたご褒美におすすめです。

参考資料:Amazon/GoolRC T36 ドローンより


いかがでしたか?
それではまた次回!