ですが柳川市の近隣生まれの方はまず間違いなく「せいろむし」と答えるはず!
私も福岡県大川市の生まれなのでもちろんうなぎと言えば柳川名物「せいろむし」です!
久留米でうなぎのせいろ蒸しなら富松うなぎに行け!
うなぎのせいろむしの発祥は柳川市にある本吉屋というお店なのですが、久留米の大善寺付近の筑後川沿いにもせいろ蒸しのお店が連なっており、特に有名なのが富松うなぎさん!
209号線沿いに荒木店もあります。
どちらも味は同じですが私の場合は距離的な関係で本店に来る事がほとんどです。
本店というネームバリューが強いので荒木店の方が丑の日の時期はスムーズに入れるかもしれません。あくまでかもですが・・・。
うなぎのせいろむしとは
柳川市発祥の料理で、タレをまぶしたご飯をせいろ蒸ししてタレを付けて香ばしく焼いた鰻をのせて、さらに蒸して錦糸卵をのせて完成。
しっかり色づいたご飯にタレの味とうなぎの旨味が染み込み、うなぎを食べてもご飯を食べても美味いのひと言。
土用の丑の日が近づくとテレビでも鰻料理が出てくるので、
触発された奥さんが夜な夜な
「せいろむし食べたい・・・」
「せいろむし食べたい!」
ダイレクトにツイートしてくるんですよねぇ(笑)
(´・ω・`;)
美味しくてもちょっとお高いですから気軽には行けないうなぎ屋さん。
それでも年に1度か2度は必ず食べにいきます!
そうそう先日テレビで中国産のうなぎを美味しく食べる方法が紹介されてました。
その方法とは「ご飯を炊いた炊飯ジャーを開けて上にうなぎをのせてタレをかけて15分待つ」というもの。
理由はうなぎ屋さんのご主人が答えてたのですが、ウナギは魚の中でも焼いた後に硬くなるのがとても早い種類らしく蒸気たっぷりのジャーで15分蒸せばふっくらしてお店で食べるものにも劣らない美味しさになるそうです。
まさに!せいろむしが美味しい理由そのもの!
焼いた後にせいろで蒸す!
美味しくないわけがないじゃないですか!?
裏技そのものよりもせいろむしがご当地名物であることの喜びの方が先に出てきてしまうのでした(笑)
うなぎは土用丑の日。でも旬じゃないよね?
本来うなぎの旬は秋から冬にかけて。
産卵と冬眠に備えて栄養を蓄える時期ですが、それは天然のうなぎに限った話。
我々が食べるのはたいてい養殖のうなぎなので特に旬はないそうです。
むしろ土用丑の日に向けて仕上げられているので、夏の方が美味しいくらいかもですね。
土用丑の日に鰻を食べるようになったわけ
夏場売れ行きの悪い鰻をなんとかしたいと考えた鰻屋が平賀源内に相談したところ「本日土用丑の日」と店先に貼るのを勧めた。すると大変繁盛し他の鰻屋もまねし始めたのが始まりと言われているのはとても有名な話ですよね。(諸説有り)
店舗詳細
富松うなぎ屋 黒田本店
住所 〒830-0075 福岡県久留米市大善寺町黒田83-6
TEL 0942-26-3608(予約不可)
駐車場 100台 席数 180席
営業時間 10:00~21:00
定休日 不定休
最寄駅 西鉄大善寺駅(タクシーで10分)
予算 2200円〜(せいろむし並)
ご利用シーン
土用丑の日、記念日、お祝い、元気が無い時など
googleマップでひらく
予約はできません。
予約は受け付けておらず基本的に先着順。
お店に着いたら中に入って順番待ちの用紙に名前を記入しましょう。
メニューはほぼせいろ蒸し一択なので席数も多いので回転率が良く、そこまで待つ事はあまりありません。
店の外には椅子もたくさんあり苦にはなりませんが、常に香っているうなぎの美味しそうな匂いが最大の敵でしょうか(笑)
どうしても待ちたくない方は駐車する前に先にひとり玄関で降ろして順番待ちの用紙に名前を記入すれば少しだけ早くなるかもしれません
おしながき
せいろむしは並と特上の2種類があります。セイロむし(並)2,200円
セイロむし(特上)3,000円
せいろの大きさも同じ、うなぎの質も同じ。
では富松うなぎの並と特上の違いはなにかと言うと並はご飯の上にうなぎがのっているのですが、特上はご飯の上にはもちろんのこと、ご飯の間にもうなぎが入っています。
うなぎが倍楽しめるわけです
私は並ばっかりですが(汗)
タレの染みたご飯も大好きだからで別にケチってるわけじゃないですよ?
うなぎのせいろむしを待つ間に
注文したせいろむしがくるまではこちらのうなぎの骨を唐揚げにした骨せんべいを食べましょう。うなぎ屋さんの定番ですよね。
長男は食感が気に入ったのかひたすらカリカリカリカリ・・・
カルシウムたっぷりなのですが塩分取りすぎないかちょっと気になりました(笑)
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うなぎのせいろむし!
せいろむし(並)2,200円。肝吸い、酢の物、お漬け物。
パッと見少し物足りなく感じるかもしれませんが食べた後は十分満足する事間違い無し!
肝吸いも美味しいですよね〜。
濃い味のうなぎとさっぱりした肝吸いが良く合います。
福岡に生まれて、良かったと思う瞬間。
全国的にはうなぎのせいろむしは少数はなのでしょうけど福岡人にとってはうな重、うな丼よりせいろ蒸しが圧勝のはず!
丑の日に限らず柳川、久留米にお立ち寄りの際はぜひ食べて欲しいひと品です!
帰りにちびっ子にはおもちゃをいただけるみたいです。
得したな長男よ。
( ・∀・)ノ
それではまた次回!