たくさんの人がハッピーな気持ちになるイベントをご存知ですか?
第24回城島酒蔵びらきに行ってきました。カツオです。[@katsuo_dengon ]
みなさんこんにちは!
城島酒蔵びらきは2日間で10万人の観客動員のあるすごく人気のあるイベントです。
2018年の今年は2月17日と18日で開催され、私は初日の17日に参加してきました。
全部の酒蔵はまわれませんでしたが、イベントのようすなどを紹介しますね!
イベント詳細
第24回城島酒蔵びらき日程 平成30年は2月17日(土)、2月18日(日)
時間 9時30分〜16時00分
城島の酒飲みくらべチケット
【12枚綴り/お猪口付き:600円】
メイン会場 久留米市町民の森
駐車場 2カ所(終日500円)
第1駐車場[550台]
第2駐車場[180台]
シャトルバス発着所
メイン会場
第1駐車場(アテックス九州)
三潴総合支所(西鉄三潴駅)
JR荒木駅
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アクセスと駐車場
メイン会場は「久留米市町民の森」で、城島図書館の横にある公園になります。会場に行くには、指定の2カ所の駐車場(終日500円)に停める、または西鉄かJRの駅からのシャトルバスで移動します。
- 第一駐車場【550台】
アテックス九州という会社の敷地を臨時の駐車場として開放してあります。
メイン会場までは4キロほどあるのでシャトルバスにのりましょう。
第一駐車場→筑紫の誉→メイン会場というルートで移動するので蔵元の「筑紫の誉」を見学する場合は、行きか帰る前に寄ると効率的です。
- 第二駐車場【180台】
城島総合運動公園に駐車します。目印は十吉(とおきち)というそば屋さんの正面にあること。
メイン会場へは徒歩で移動します。距離は約1キロなので10分~15分で着きます。
- 西鉄三潴駅
シャトルバスでメイン会場まで移動しますが2つのルートがあります。
三潴駅から出ているものは会場直行便。
少し離れたところの三潴総合支所から出ているものは3カ所の蔵元を通るルートです。
三潴総合支所→旭菊→万年亀→池亀→酒乃竹屋→メイン会場と移動していきますが、シャトルバスに乗る前に発着所の横にも「杜の蔵」という蔵元があるので先に寄っていきましょう。
- JR荒木駅
シャトルバスで移動しますがメイン会場直行便はありません。
JA荒木駅→瑞穂錦→うなぎ屋→池亀→酒乃竹屋→メイン会場のルートで移動します。
・西鉄電車を利用する場合は駅で100円割引券の付いた記念切符が販売されているので利用しましょう。
城島の酒飲みくらべチケット
メイン会場で使用できる城島の酒飲みくらべチケットが販売されています。【12枚綴り/お猪口付き:600円】
会場にはA~Cクラスのお酒を試飲できるブースがありチケットを購入すると貰えるおちょこ一杯分を試飲することができます。
- Aクラス・・・チケット1枚
- Bクラス・・・チケット2枚
- Cクラス・・・チケット3枚
まずはチケット消費が1枚で済むCクラスのお酒で好みの蔵元を見つけ、気になる蔵元があればAかBクラスでその蔵元のお酒を飲むのがおすすめです。
焼き印入り杉桝
チケット販売所には「杉桝」が販売されています。1つ300円なのですが、記念になりますしおすすめ!
ちょっとしたお得情報ですが、この桝(ます)を持っているとほんの少しですが多めに試飲のお酒を飲むことができるんですよ。
お猪口いっぱい波々と注いでくれるので、溢れた分は桝で受けることができますからね。
それに杉の木で出来た桝はお酒にいい香りが付いてすごく美味しくなるんですよ。
チケットの割引サービス
チケットは12枚で600円ですがJALカードを提示すると100円割引きしてもらうことができます。この他に西鉄電車の三潴駅、無人駅を除く全駅で販売されている「酒蔵びらき記念切符」を購入するとこれも100円割引のサービスを受けることが可能です。
チケットで試飲できるお酒
城島の酒飲みくらべチケットで飲むことができるお酒の一覧。
【Aクラス】1枚/普通酒〜本醸造酒
No. | 商品名 | 特徴 | 度数 | 日本酒度 | 甘辛 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 旭菊 銀生 にごり酒 | 濃醇で旨味のある活性にごり酒 | 17 | ‐14 | 甘口 |
2 | 旭菊 しぼりたて生原酒 | フレッシュな味わいの生原酒 | 19 | ±0 | 中口 |
3 | 池亀 極上 本醸造 | スッキリ辛口の酒。冷でも燗でも | 15 | ₊5 | 辛口 |
4 | 池亀 からくち | 超辛口、上級者向けの酒 | 15 | ₊7 | 辛口 |
5 | 筑紫の誉 上撰 | のみ飽きないキレの良い酒 | 15 | ‐1 | 中口 |
6 | 筑紫の誉 原酒 | 芳醇な味のある原酒 | 19 | ‐1 | 中口 |
7 | 花の露 しぼりたて生原酒 | フレッシュ口当たり良し | 19 | ±0 | 中口 |
8 | 花の露 本醸造辛口 | しっかりとした味わいとキレ | 15 | ₊7 | 辛口 |
9 | 比翼鶴 上撰 | のみ飽きせず口当たりが良いお酒 | 15 | ₊3 | 中口 |
10 | 比翼鶴 金冠超辛口 | 味わい深く、後味が残らないお酒 | 15 | ₊9.5 | 辛口 |
11 | 萬年亀 上撰 | すっきりとしたキレの良い辛口 | 15 | ₊5 | 辛口 |
12 | 瑞穂錦 誉鷹 にごり酒 | 醪のもつ自然な旨味の甘口のお酒 | 17 | ‐14 | 甘口 |
【Bクラス】2枚/純米酒
No. | 商品名 | 特徴 | 度数 | 日本酒度 | 甘辛 |
---|---|---|---|---|---|
13 | 旭菊 純米六号 | 穏やかで澄んだ味わい。冷も燗も | 15 | ₊5 | 辛口 |
14 | 旭菊 綾花 特別純米 瓶囲い | 優しい味わいと山田錦の旨味 | 15 | ₊5 | 辛口 |
15 | 池亀 蓑亀 純米酒 | 辛口で爽やかな味わい | 15 | ₊5 | 辛口 |
16 | 筑紫の誉 特別純米酒 | 柔らかな飲み口、酒本来の旨味 | 15 | ₊3 | 辛口 |
17 | 花の露 特別純米酒 | 上品な香りと、なめらかな飲み口 | 15 | ₊2 | 中口 |
18 | 花の露 純米吟醸生酒 | しぼりたてのフレッシュな味わい | 15 | ₊1 | 中口 |
19 | 比翼鶴 純米酒 | さらりとやわらかな味わいのお酒 | 15 | ₊3 | 辛口 |
20 | 比翼鶴 特別純米酒 耶馬寒梅 | 味わい深く、やわらかな濃醇辛口 | 15 | ₊3.5 | 辛口 |
21 | 萬年亀 純米酒 | キレの良いまろやかな旨味 | 15 | ₊3 | 中口 |
22 | 瑞穂錦 鬼夜 純米酒 | 濃醇なタイプで、しっかりした味 | 15 | ₊2 | 中口 |
23 | 杜の蔵 純米酒 | すっきり、なめらか、軽やか | 14 | ₊5 | 辛口 |
24 | 杜の蔵 独楽蔵 無農薬山田錦六十 | しなやかなコク、心地よい余韻 | 15 | ₊4 | 辛口 |
【Cクラス】2枚/吟醸~大吟醸
No. | 商品名 | 特徴 | 度数 | 日本酒度 | 甘辛 |
---|---|---|---|---|---|
25 | 旭菊 純米大吟醸 山田錦 | 山田錦特有の深い旨み | 15 | ₊4 | 辛口 |
26 | 旭菊 純米大吟醸 | 米本来の深い吟味に旨味十分な芳醇酒 | 16 | ₊3 | 中口 |
27 | 池亀 亀印 大吟醸 | 上品な香り力強く深みのある味わい | 16 | ₊3.5 | 辛口 |
28 | 池亀 純米吟醸 無濾過生原酒 | 爽やかな香り、力強く深みある味わい | 17 | ₊2 | 中口 |
29 | 筑紫の誉 大吟醸酒 | フルーティな香りとコクが調和 | 15 | ₊2 | 中口 |
30 | 花の露 純米大吟醸 | 果物のような香りと濃厚な味 | 15 | ±0 | 中口 |
31 | 花の露 純米大吟醸 鴻臚館 | 果実香豊かな雫りの低温貯蔵酒 | 15 | ₊2 | 中口 |
32 | 比翼鶴 純米大吟醸16度 | ふくよかな香りと繊細な味わい | 16 | ₊2 | 中口 |
33 | 比翼鶴 連理 大吟醸 | 爽やかな香りのする最高級のお酒 | 15 | ₊4 | 辛口 |
34 | 萬年亀 萬屋荒神 純米吟醸 | 熟成したふくよかな旨み | 15 | ₊3 | 中口 |
35 | 瑞穂錦 大吟醸 | フルーティでマイルドな味のお酒 | 16 | ₊5 | 辛口 |
36 | 杜の蔵 純米吟醸 翠水 | 上品な香り、やわらかな旨み | 15 | ₊3 | 中口 |
37 | 杜の蔵 採れたて純米大吟醸 一の矢 | 搾りたてのうすにごり、贅沢な香味 | 16 | ₊3 | 中口 |
日本酒度とは
表の項目に日本酒度というものがありますが、これは甘口~中口~辛口を数値で表したものになります。ひとくちに辛口といっても度合いがそれぞれなので細かく数値化されているんですね。
0に近い数値は中口、プラスになるほど辛口、マイナスになるほど甘口という事になります。
お酒の甘口と辛口
甘口・辛口と言いますが何が違うのでしょうか?
その要素のひとつに「水」があるようです。
蔵元の方にうかがったのですが、水が軟水だと甘口、硬水だと辛口になるんだそうです。
蔵元には仕込みに使っている水も飲むことができます。ここにいらっしゃった蔵元の方のお話では、硬水にはミネラル成分が多くあるのでそれを栄養として酵母が活性化して辛口になるんだそうです。
また、軟水であれば栄養素が少ないためゆっくりと発酵することで甘口になるとのこと。
メイン会場でのイベント
メイン会場と言えばコレ。チケットで飲める「城島の酒飲みくらべコーナー」。A・B・Cの各ランクのお酒をチケット1~3枚消費することで飲むことができます。
角打ちコーナー
こちらはチケットではなく現金での支払い。
ランクによって値段は違い、300円から500円で飲むことができます。
飲みくらべチケットでは飲めない美味しいお酒があるかもですね!
城島の酒PR大使投票コーナー
PR大使のコンテストが行われていました。飲みくらべチケットを買うと投票券が1枚付いてくるので気に入った方の番号のボックスに投票します。
鏡びらき体験【有料:500円】
こちらでは、樽酒の試飲と鏡びらきをしているところをスタッフさんが記念撮影してくれます。どうしても注目を集めるのでちょっと恥ずかしいかも。笑
イベントステージ
地元の方々が出演するイベントがもりだくさんでした。
城島の元気鍋【有料:400円】
城島の酒で仕上げた、地元の野菜を使った鍋をいただくことができます。
屋台コーナー
食べ物だけでなく物産展もあるようでした。
おつまみはやっぱり焼き鳥ですかね!
インガットホール前の酒販売ブース
メイン会場を出て道路を渡ったところにある城島文化センターの駐車場にて蔵元のお酒を販売しているブースがあります。
メイン会場ではお酒を飲むことはできますが、お酒のボトルは販売していません。蔵元にかなくてもお酒を買えるエリアなのでお土産を買うならここは外せません。
安く買うことができたり、蔵開き限定のものもあるので見逃せませんね。
あまりの人の多さにビビり気味の長男も美味しくいただいたようです。
お土産におすすめのお酒
個人的におすすめしたいお酒を紹介しますね。
池亀酒造
純米吟醸 黒兜(生) 720ml 1600円
飲んでみるとわかるのですが他のお酒とは違う変わったテイスト。すごくフルーティでワインのような味わいのあるお酒。
試飲してこの「黒兜」にはまる人が続出しているようですよ。
池亀酒造さんはその他にもゼリー梅酒など面白いお酒が多いので販売コーナーや蔵元をチェックしてみてくださいね!
蔵開きを楽しむための準備
手ぶらでいってもかまいませんが、下準備をしていけばもっと楽しむことができる蔵開き。こんなものを準備していくと便利だよというものをご紹介。
ピクニックシート
ゆっくりと座って飲んだり食べたりするのに必須。
たったまま飲むのきつくないですか?
小型の折り畳み椅子
シートとは違い場所も取らず移動も楽。軽量のものがおすすめです。
水・お茶
いわゆる「やわらぎ水」お酒ばっかり飲んでいてはすぐ限界が来ます。アルコールの分解、ろ過には水分が必須ですので持っていきましょう。現地で100~150円で販売しています。
木製ではない桝(ます)
チケット売り場で販売している杉の桝を紹介しましたが木製ではない桝もおすすめです。
杉桝は木の香りが付いてとても美味しくなるのですが、元々のお酒の味も邪魔してしまいます。
お酒本来の味を楽しみたい方は自前の桝を用意するのも玄人っぽくていいですよ!
リュックサック・キャリーバック
お酒を買うととても重いです。背負えるリュックやキャリーバックがあると楽に運べます。
ただしメイン会場は公園なので草地やジャリなのでキャリーバックは車輪での移動が困難なので注意してください。
おつまみ
現地の屋台でいろんな食べ物を売っていますがやはり割高です。スーパーで事前に買っておくとコストを抑えてお酒が楽しめるのでおすすめです。
小銭・小銭入れ
会場で使うお金は100円~500円が多いです。100円・500円だけを入れた小銭入れ持っていくと支払いがスムーズになりますし、いちいち財布を取り出す手間が省けます。
ウコンのチカラ
アルコールの分解を助けてくれるウコンのチカラなどを持っていくのを忘れずに。
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まとめ
- 飲酒運転絶対禁止。
- 蔵元と蔵元の距離は3~5キロ。
- 歩いて蔵元めぐりはきつい。
- メイン会場から花の露までは歩ける距離。
- メイン会場でお酒のボトルは売ってない。
- 蔵元をめぐると移動に時間がかかる。
- 目当ての蔵元を決めておこう。
せっかくきたのに期間限定のお酒が飲めないのはもったいない!
可能であれば公共交通機関を利用して蔵開きに参加しましょう~。
以上、第24回城島蔵びらきにいったお話でした!
それではまた次回!