紫外線対策にビタミンCを飲む。日焼けに効くサプリメント。

奥さんより紫外線対策に厳しいカツオです。[@katsuo_dengon ]
みなさんこんにちは!

9月に入り涼しくなってきましたが紫外線量はまだまだ強い日々が続いています。紫外線対策はしっかりとしておきたいですよね!?私も子ども達と公園に行ったりするので紫外線にさらされる時間が格段に増えてしまいました。

日焼け止めを塗れば外部から受ける紫外線量を減らす事はできますが完全に防ぐことはできません。そこで、内部からも紫外線対策ができるのが飲む日焼け止めの言われるビタミンC!身近なビタミンですが水溶性なので野菜から溶け出したりと効率よく摂るには工夫が必要なのがビタミンC。

今回はビタミンCの効果、ビタミンCの摂り方、ビタミンCを摂る上での注意点についてまとめていきたいと思います!

ビタミンCは日焼けに効果がある?

ビタミンCには美容効果があることが知られていますが効能とされるものはたくさんあります。その中で日焼けに関係があるものはこちら。

  • 抗酸化作用がある。
  • コラーゲンを作るのに不可欠でお肌や血管、骨を丈夫にする。
  • シミやソバカスを薄くする。

残念ながら「紫外線を防ぐ」というものはありません。ビタミンCで日焼けそのものを防ぐ事はできませんが日焼けしてしまった症状の緩和に効果があるということですね。

ビタミンCの抗酸化作用


体が酸化するのを防ぐ作用。具体的にはフリーラジカルや活性酸素をおとなしくさせることを抗酸化作用といいます。

紫外線を浴びるとフリーラジカルを生み出してしまうそうです。フリーラジカルとは通常2つ1組で対になっている電子が1つしかない状態の分子または原子のことなのですが、対になっていない電子は非常に不安定で足りない電子を別の分子から取ろうとします。結果、電子の奪い合いが続きコレを繰り返すことで体内のバランスが崩れていくんです。ですが、抗酸化物質のひとつであるビタミンCを摂ればフリーラジカルを消すことができるんですよ。

コラーゲンを作るのに不可欠


肌を構成しているたんぱく質といえばコラーゲン。
紫外線を受けて発生したフリーラジカルはコラーゲンを破壊してしまいます。壊されてしまったコラーゲンを新しく生成するにもビタミンCは不可欠なんですよ。日焼けのダメージにもビタミンCは必要なんです。

シミやソバカスを薄くする


シミとはメラニン色素の沈着の事を言うのですが、ビタミンCはそのメラニンを生み出す「メラノサイト」の活動を抑制させ、継続的に摂ればシミソバカスを薄くしてくれるのだそうですよ。

効率的なビタミンCの摂り方

ビタミンCは体内に必要な量しか貯蔵しておく事ができず、多く摂っても体外に排出されてしまいます。
余剰分が摂取してから体内に留まれるのは3時間程度と言われていますので朝昼晩と分けて摂るのがおすすめです。私はめんどくさがりなので朝晩だけのことも多いですが。

ビタミンCの1日の上限


摂りすぎても排出されるのでいくら摂ってもいいように勘違いしてしまいそうですが、上限は1,000mg~2,000mgのようです。摂りすぎた場合はお腹を壊したりすることもあるので注意が必要です。

美容や健康系のサイトを見てみると摂取上限に関しては1,000mgとするところや、多いところは10,000mgとまちまちだったので、調べたのは製薬会社の販売しているビタミンC系の商品。

エスエス製薬のハイチオールC+。第三類医薬品。
成分はビタミンCだけではないですが、1回の服容量のビタミンCは250mgで1日2回。つまり1日500mg。

タケダ製薬のハイシー。こちらも第三類の医薬品。
こちらは2,000mgが服容量の上限とされていました。

有名どころの製薬会社の商品なので検証した上での数値でしょうから安心感はありますね。他にもいくつか調べてみましたが一日の服用量のビタミンCは2,000mgのものがいくつかありました。サプリから摂るビタミンCの上限は2,000mgとして問題ないでしょう。

朝昼晩と摂るなら500mgが一回の量として適量ですかね。つまり0.5gです。朝昼晩と、寝る前に摂ってたとしても2,000mgなので問題ありません。

ビタミンCを大量に安く仕入れる


ドラッグストアに行けばビタミンCのサプリが色々売ってあると思いますが少し割高です。Amazonでもあまり大差のない価格ですがサプリの3分の1くらいの価格で買う方法があります。
ビタミンCと呼んでいますがビタミンというのは総称で、本来は「アスコルビン酸」と言います。
ビタミンC(アスコルビン酸)950g(1kgから変更) 粉末 100%品 食品添加物
ヘルシーカンパニー株式会社
売り上げランキング: 825
Amazonでアスコルビン酸で検索してみると粉末状のビタミンCがヒットするのでそちらを買いましょう。1㎏2,000円以下で売っていて、私が購入した時は1680円でした。
DHC ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分
DHC
売り上げランキング: 25
DHC ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分は500円くらいです。

一日1,000mgで90日分なので90gで500円となります。粉末状のビタミンCなら単純計算で100gで168円ですしかなり割安ですよね。

すごく安いのはいいのですが粉末状のビタミンCは何も加工してないので非常に酸味が強く簡単に飲めないのが難点です。せっかくなので飲み方についても紹介しますね。

粉末のビタミンCの飲み方


よくネットで紹介されているのはヨーグルトドリンク風の飲み方。
  • 水…少量
  • ビタミンC…500mg
  • 牛乳…適量
  • ガムシロップ…お好み
  • 氷…適量
これらを混ぜた物です。

作り方は簡単。
ビタミンCの粉末は冷たい水には溶けにくいのでをレンジで温めます。800Wで10秒くらい。

ビタミンCの粉末を入れて溶かします。温めた方が早く溶けますが常温の水でも全力でかき混ぜれば溶けるので面倒だったらレンジで温めなくても問題はありません。

牛乳を入れてガムシロで味を整えを入れたら完成です。
美味しいので朝の一杯にちょうどいいのでおすすめですよ。

ビタミンCは体に蓄えることができないので一日数飲まないと効果がありません。毎回作るのは面倒なので最終的には「水・ビタミンC」に加え「オリゴ糖」を混ぜるのが楽チン。
  • 水…少量
  • ビタミンC…500mg
  • オリゴ糖…お好み
こちらは作り方ってほどでもないです。水に溶かすだけ。
800Wで10秒ほどを温める。

ビタミンCの粉末を入れて混ぜる

オリゴ糖を加えて味を整える。
後はグイっと飲むだけです。ガムシロップでもいいですがオリゴ糖にするとカロリーを抑えられてなお健康的。ドラッグストアで1kg400円くらいで売ってるので安いっていうのもありますが。

オリゴ糖にはいくつか種類があり安いものはイソマルクトオリゴ糖とい言います。

オリゴ糖は消化できずカロリーにならない甘味料であり、消化されないが腸に届くとビフィズス菌の餌になるので健康にいいとされていますが、イソマルクトオリゴ糖は消化できるのであまりそれらの効果は期待できず、腸にも届くオリゴ糖がいい場合は値段は高いですがフラクトオリゴ糖と表示してあるものを買いましょう。

他には少量の水にビタミンCを溶かしたものをコーラやサイダーに入れるとレモン風味の味になって中々美味しいのでジュースに混ぜるのも美味しいですよ。

粉状のまま水で流し込む男らしい飲み方もありますが、食道などに残留した場合あまりよくないので溶かして飲むことをおすすめします。

ビタミンCの計り方


ビタミンCを500mg(0.5g)入れると言っても0.5gなんてきちんと計測できる量りなんて家庭にあることはまれ。ではどうやって計るのか?計り方を解説します。
一番お手軽なのは計量スプーンがついている商品を買うこと。
私の買ったやつは1ccが計れるプラスチックのスプーンがついていました。ビタミンCの粉末を1ccの計量スプーンにすりきり1杯で0.8g。少し多いですが1日2回なら問題ないでしょう。
他には100均の調味料入れを使って計ることができます。私はスプーンを取り出したりすりきりにしたりするのが面倒なので調味料入れを使っています。
使うのは穴が大きめのスパイスボトル。
ちなみにこれはキャンドゥで見つけました。次にこの穴からひと振り何グラムの粉末が出てくるかを量りましょう。

デジタルスケールの小数点ひと桁がはかれる物を用意します。これは今時ならたいていのご家庭にあると思いますが無い場合はごめんなさい。
量りに容器をのせて、容器分の重さをぬいて0.0gにします。

後はこの容器に向けて10回分入れるだけ。
注意点は1回入れたら真っすぐに戻すこと。同じ入れ方を10回しないと1回分がよくわからなくなるからです。
10回入れた重さがこちら。
10回で出た重さは2.5gでした。つまり1回ふると250mg(0.25g)のビタミンCの粉末が出るわけです。コップに2回分入れれば0.5g出せることがわかりました。平均値を求めたわけですね。

もっと正確に量るには回数を多くすればいいだけなので20回でも30回でも好きな回数で量りましょう。あとは重さを回数で割れば1回分で出てくる量の平均値がわかります。

ビタミンCドリンクを飲む時の注意点


ビタミンCことアスコルビン酸を溶かした飲み物は酸性です。酸性の飲み物は歯や金属に影響を与えるので注意が必要です。

酸性の飲み物は歯のエナメル質を溶かします。唾液で中和されるのですが念のため水を飲んだ方が確実なのでビタミンCドリンクを飲んだ後は水も飲みましょう。

ph7より小さいくなると酸性になるのですが、ph5.5以下の酸性度が強く寝る前に飲んだりする場合は口の中を水でゆすいだりした方が歯の健康を保てます。

ちなみに他の飲み物の場合。
酎ハイ:pH2.6前後
ワイン:pH3.3前後
ビール・日本酒・ウイスキー:pH4.0〜5.0
お酒はほとんど酸性なので結構危ないのでお茶を合わせて飲みましょう。炭酸飲料乳酸菌飲料もph3〜4とかなり酸性なので気をつけましょう。

ビタミンCドリンクを飲むグラスにも注意が必要です。
保温保冷の性能が高い内部が中空になっている金属のグラスがあると思いますが、それらにビタミンCドリンクを入れておくと金属が融解します。鉄臭い臭いの飲み物になるだけならまだいいですが、最悪金属中毒になる可能性も0ではないので必ずガラスやプラスチックのコップで飲むようにしてくださいね。

スポンサーリンク

まとめ


  • ビタミンCは「アスコルビン酸」と言う。
  • ビタミンCは日焼けを軽減してくれる。
  • 摂りすぎるとお腹を壊す。
  • 一日の上限は2g。
  • ビタミンCの原末で買うと安い。
ビタミンCは日焼けだけではなく他にもたくさんの効果があるので積極的に摂る方が体には良さそうです。普通に生活している分には食事からでも十分摂れますが、シミなどが気になる方は試してみてはいかがでしょうか?

以上、ビタミンCは日焼けに効くのかというお話でした。
それではまた次回!