みなさんこんにちは!カツオです。[@katsuo_dengon ]
排水口を放っておくと、いつの間にやらヌメヌメしたものやピンクのカビがビッシリと発生していますよね・・・。
触りたくないのでなるべくならやりたくないのですが、放置すれば排水口が詰まって流れなくなりますし、思い立ったが吉日とばかりに風呂入ってる途中に素っ裸でゴシゴシ。想像した方すみませんね!
ぬめりが出たらゴシゴシするのも大変なので、根絶とまではいかないまでも抑える事ができないかと使い始めたのが防カビ剤の「らくハピ 水まわりの防カビスプレー」。
しばらく使ってみたので感想などをレビューしますね!
スプレータイプの防カビ剤
製造者:アース製薬製品名:らくハピ 水まわりの防カビスプレー ピンクヌメリ予防
内容量:400mL(詰替用350mL)
生産国:日本
有効成分:イソプロピルメチルフェノール(IPMP)
成分:イソプロピルメチルフェノール(IPMP)、エタノール
液成:中性
効果持続期間:週1回(トイレには週に2~3回)
使用方法:約20cm離れたところから全体が均一に濡れる程度に噴霧。
使えないもの:真鍮(装飾金具など)、ポリスチレン(透明なプラスチック)
ここで一つ注意してほしいのがこれはカビとり剤ではない事。
あくまで予防するための防カビ剤なのでこれをかけてもカビが消えるわけでもありません。そこら辺は割り切って使いましょう。
防カビ剤を使い始めた理由
使おうと思ったのは偶然で、近所のスーパーで処分品として売られていたのですが、あまりの安さにびっくりして調べてみると使えそうだなということで買ってみたのが正直なところです。
買ったのは大川市のルミエールというお店。ここは色々と安く売られているので重宝させてもらっています。
本体は149円、詰め替え用350mlは驚愕の39円!39円!?
あまりの安さに詰め替え用を10個も一気に買ってしまいました。
こんなたたき売りされるなんて最初はどこのうさん臭い商品だ!?と思って表示を見たところ、なんとメーカーはアース製薬じゃないですか。アースレッドやゴキジェット、お口くちゅくちゅモンダミン♪のアース製薬さんです。
しかしいったい何故?こんなに安いの!?
理由はパッケージの刷新のようでした。他のドラッグストアで同じ商品を探してみたところ、新パッケージは「お風呂の」から「水まわりの」に変わっていて使える箇所を増やし購買層を広げるための変更ですかね。
ドラッグストアコスモスでの価格は本体は398円、詰め替え用は248円でした。
左が新パッケージで、右が旧パッケージ。
成分を見比べてみると同じでしたので旧パッケージのものでも問題はなさそう。
有効成分の含有率まではわかりませんが、お風呂用だったのが、お風呂・洗面台・トイレとなり、トイレまで含められているのですから有効成分を増やす事はあっても減らす事はないでしょう。
防カビスプレーの使い方
使用方法はカビやヌルヌルが発生する前か、除去した後にシュッとひと噴き。スプレーした後にこすったり、拭き取り、水洗いは不要。2回目以降はカビ等が生えていなければスプレーするだけでOKです。
防カビ剤はあくまで掃除した後に残った菌を殺菌するためのもので、強力な効果があるわけではなく、掃除はしたけどどうしても少量の菌が残存してしまいその菌が増殖してしまう事を防ぐのが目的です。
ぬめりとりではなくぬめり防止ですね。
濡れた状態でも問題ないようなので、スプレー前に水拭きは必要ありません。
防カビスプレーの使用間隔
商品の説明書きには、お風呂・洗面台は週に1回、トイレは週に2〜3回と書いてあります。メーカーの説明書きはたいていベストコンディションで使用した場合です。実際の所は生活環境によって違いがあると思うので使いながら回数は調整した方がいいと思われます。
カビやヌメリが発生しやすい場所
【お風呂】パッキン、目地・エプロン
パッキン:ゴムのような部分の事です。扉などの隙間を埋めるために使われている部分です。
目地:タイルのつなぎ目の部分の事です。水はけが悪く、カビが発生しやすい。
エプロン:湯船の側面の部分の事です。下の方でネジ止めしてあるのでネジをとると外す事ができます。その内部はかなりカビやすいので外して定期的に掃除する必要があります。
パッキン:ゴムのような部分の事です。扉などの隙間を埋めるために使われている部分です。
目地:タイルのつなぎ目の部分の事です。水はけが悪く、カビが発生しやすい。
エプロン:湯船の側面の部分の事です。下の方でネジ止めしてあるのでネジをとると外す事ができます。その内部はかなりカビやすいので外して定期的に掃除する必要があります。
【洗面台】排水口
排水口:当然ながら水が流れるところです。使用するとせっかくスプレーしたものも流れてしまうので寝る前など誰も使わない時間に使用しましょう。
排水口:当然ながら水が流れるところです。使用するとせっかくスプレーしたものも流れてしまうので寝る前など誰も使わない時間に使用しましょう。
【トイレ】水際
水際:便器内の溜まった水より上の部分。便器のヘリ内側にもかけたいところですが専用のスプレー容器でもなければ難しそうです。
メーカーの使用用途ではお風呂・洗面台・トイレになっていますが、私は台所のシンクの排水口にも使っています。水際:便器内の溜まった水より上の部分。便器のヘリ内側にもかけたいところですが専用のスプレー容器でもなければ難しそうです。
食べ物を扱う所なので薬剤をかけてもいいのか?という心配もありましたが、成分を調べたところ問題なさそうなので自己責任で使ってます。
成分の安全性
らくハピ 水まわりの防カビスプレーの有効成分はイソプロピルメチルフェノール(IPMP)というものを使用しています。
では、イソプロピルメチルフェノールとはなんなのでしょうか?
イソプロピルメチルフェノールとは
このイソプロピルメチルフェノールはかなりの商品で殺菌剤として使用されていて安全性も高いものなので心配する必要はありません。また、安定性が高く長期間の持続力があることも認められています。
危険性が全くないわけではないのですが、厚生労働省の資料によれば、原液または濃厚液が皮膚に付着した場合中毒症状を起こすとあるだけなので、一般的な製品であればガブ飲みでもしなければ特に問題ないということですかね。
イソプロピルメチルフェノールに危険性はないの?
製品への使用用量は以下の通り
- 手指・皮膚の消毒:フェノールとして1.5~2%溶液を用いる。(50~67倍)
- 医療用具、手術室・病室・家具・器具・物品などの消毒 :フェノールとして2~5%溶液を用いる。(20~50倍)
2%以下なら手肌の消毒液などにも使用されている成分なので、防カビ剤(2%〜5%)が多少肌についても水で流せば特に問題はありません。
アース製薬によると、目に入ったりした場合はこすらず水ですすぐ、口に入った程度ならうがい、飲んでしまった場合は水を飲んで希釈してくださいと注意書きにあります。内容からして危険性は低いというのもわかりますね。
基本的にはかなり安全ですが、菌を殺す作用があるということは人体に無害ではありませんので、大量に使ったりしないようにしてください。
使用上の注意には換気もうながされていますし、使用した時は少しツンとした臭いもしますので換気扇をまわしましょう。
安全性は高くとも、用法用量は守りましょう!
一週間防カビスプレーを使用してみた結果
掃除する前は写真ではお見せできないほどドロッドロだったお風呂の排水口。現在は発生していない様子。いつもならゴミ受け皿を持ち上げると裏側に謎のゲル状のものが付いていたんですけどね。それもありませんでした。あまり期待していなかったのですが効果はあるのかな?
ただ、写真では見えないですが手前の影になってる部分に少し汚れが溜まっていました。水はけの悪い部分は効果が薄いのか、もしくは段差で影になっている部分にスプレーが当たっていなかったのかもしれません。
製品の用途にキッチンは含まれていませんが、キッチンのシンクの排水口にも使ってみました。
こちらもこびり付くような汚れの発生が抑えられていてけっこう快適です。
口に入るものがある場所なので食器等にスプレーがかからないように気をつける必要はあります。
Amazonだと詰め替え用は安い
楽天では200円以下のものも多いようでしたが、かなりまとめ買いしないと送料無料にはならないようですね。
排水口のぬめりとサヨナラしたい方におすすめです。
「新品」の横の価格が送料無料の価格になります。
らくハピ防カビスプレーの口コミを調べてみた
良い評価のクチコミ- 実感できるレベルで効果があった。
- トイレの黒カビが減った気がする。
- スプレーするだけでいいので手軽。
- 使うことでキレイに保とうと掃除する意識が芽生えた。
悪い評価のクチコミ
- 刺激臭が少し強く感じた。
- 使用感覚が1週間と長いのいいが、逆に忘れてしまう。
- カビ除去剤と勘違いした。
Amazonのレビューでは★5~★3までしかなくおおむね評価は高く、効果が高いと聞いたので使ってみたという方もいるようでした。
らくハピのシリーズ商品
まとめ
- 防カビ剤としての効果は高め。
- 対カビというより除菌&抗菌効果。
- 主成分はIPMP。
- IPMPの安全性は高い。
- 大量にかけると白くなることも。
- エタノールが含まれているので火気注意。
色々と口コミで評価を調べてみましたが「効果がある」というものが多かったですし、私の使った感想も「効果あり」です。
発生してから掃除するよりは断然楽なのでおすすめしたい「らくハピ 水まわりの防カビスプレー 」のレビューでした。
いかがでしたでしょうか?
それではまた次回!