みなさんこんにちは!
最近のエアコンはWi-Fiを搭載していて遠隔操作ができるんだとか。便利な時代になったものですねぇ。
わが家のエアコン霧ケ峰さんは4年ほど前に買ったのでそのようなスマート機能など全く搭載されていません。もちろんエアコンとしてのスペックには問題なく、冷房機能に何ひとつ不満はありませんけどね。
今回はそんなWi-Fiとは無縁のエアコンでも遠隔操作できるようにIoT化する方法を紹介しようと思います。
エアコンを遠隔操作するには
まずは自宅にWi-Fi環境があることが前提。それからWi-Fi家電リモコンなるものが必要です。
エアコンは赤外線リモコンのタイプなら東芝だろうがダイキンだろうが特にメーカーには左右されません。有線のリモコンタイプは残念ながら対象外です。
候補はいくつかあるのですが、私の場合はラトックシステムというメーカーのRS-WFIREX3を使っています。
最後の3という型番でわかるこの機種の前に、REX-WFIREX1、REX-WFIREX2と2機種があってRS-WFIREX3は第三世代の機種なのでだいぶ改良が進みレベルの高い仕上がりになっているんですよ。
クチコミの総数が多いLinkJapanのeRemote miniも気になったのですが、eRemoteには室温や部屋の明るさが遠隔でわかる環境センサーが温度のみで、上位機種のみにしか搭載されていません。
2つのメーカをスペックやレビューを比較検討してみたところ温度・湿度・照度がわかるラトックシステムの方が個人的にはおすすめですね。Amazonでの評判もラトックシステムの方がちょっとだけ高かったですし。
Wi-Fi家電リモコンとは
Wi-Fi家電リモコンは読んで字のごとくWi-Fi経由で操作できる家電リモコンの事。スマート家電コントローラーとも呼ばれます。
エアコンや照明、テレビなど赤外線リモコンで操作する家電ならほとんど操作することが可能です。
先に紹介したラトックシステムのRS-WFIREX3にはかなりの数の家電リモコンが登録されているので海外のマイナーメーカーの家電でない限り簡単に登録できますし、リストにないものは学習リモコンとしての機能もあるので元になるリモコンさえあれば覚えさせて操作することもできます。
リモコン単体だけならスマートフォンのアプリで操作しますが、ジワジワ普及率が上がっているスマートスピーカーと連携させることで音声操作も可能になります。
スマートスピーカーは、AmazonのEchoシリーズやGoogleのGoogleHomeを代表とするAIと会話しながら操作するスピーカーですね。わが家はAmazonのEcho Dotと連携させていますがかなり便利ですよ。
Wi-Fi家電リモコンでできる事
リモコンが付いている家電の操作
テレビ・レコーダー・エアコン・照明・扇風機など赤外線リモコンの付いているものなら何でも操作可能です。
未登録のリモコンも学習できる
有名メーカーの家電なら基本的な操作はできますが、無名のメーカーの家電や未登録のボタンは学習させることで操作できるようになります。
屋外からもスマホで操作可能
外からの操作はエアコンか照明くらいですが、帰宅20~30分前にエアコンをつけれるのはすごく快適です。
室温・湿度・照度のリアルタイム計測
外から温度を見て帰る前にエアコンをつける判断や、部屋の明るさを見ることができるので照明の消し忘れを確認する事ができるので便利なんですよ。
スマートスピーカーとの連携
スマホで操作できるのも便利ですが、音声操作はいちいちリモコンを探さないでいいのでやはり便利です。聞き取り違いや、発声から実際の操作までちょっと時間がかかるのはまだまだ不安定さが残るところですね。
タイマー機能
タイマー機能がない家電もタイマーを設定することができます。単純な時間だけでなく曜日指定や日時指定もできるんですよ。
マクロ機能
一連の操作を登録する機能です。帰宅したら照明・テレビ・エアコンを一発で起動させたり、寝るときに全てオフにするなどができます。
Wi-Fi家電リモコンでエアコンを操作
ちょっと前置きが長かったですがエアコンの話に戻ります。
スマホのアプリにエアコンを登録
まずはアプリにどのメーカーを使っているか登録する必要があります。
Wi-Fi家電リモコンの導入は今回は省きますが、家電の登録は簡単。
まずは家電の種類を選んで、メーカーを選択。最後に型番を選んでテスト操作で問題がなければ登録して完了です。
パナソニックやシャープなど大手メーカーのものはほとんど網羅。
アプリのリモコンの操作
ラトックシステムのエアコンのリモコンはこんな感じで、右はオリジナルの霧ヶ峰のリモコンです。操作自体はモードと温度を選んで運転開始を押すだけ。細かい操作はできません。冷房/暖房/除湿と温度が操作できるだけでオリジナルのリモコンに比べるとちょっと物足りないですが、まぁ基本操作だけならこれで事足りるので問題はないです。必要ならば学習させて追加することもできますし。
これだけなら元々のリモコン使うのと大差ない上に機能的にもボタンが少なく操作性も劣ります。でも実際に使ってみるとわかる事があるんですよ。
家族のみんなが操作するのでリモコンは行方不明になることも多く、まずリモコン探しするのが面倒なんですよね。自室であったり所定の置き場に必ず置く決まりがあれば別ですがスマホは個人で持っているので勝手に行方不明になることはありません。それにスマホはたいてい手元にあるのでゴロゴロしてる時は最高のアプリと化します。
固定の操作はウィジェット化できる
決まった操作をウィジェット化してスマートフォンのホーム画面に置くことが可能です。いちいちアプリを立ち上げて〜エアコンを選んで〜操作をするといった作業をワンタッチで出来るのでこれまた便利。
外からエアコンを操作する
外出先からの操作も特に変わりはないのですがリモコンには環境センサーが付いているので、室内の環境を調べる事ができます。室温をチェックする事でエアコンの温度設定が的確にできますし、エアコンをオンにしてしばらくたって更新してチェックして室温がちゃんと変化しているかなどを確認することでエアコンが問題なく作動しているかもわかるので安心です。
ペットがいる部屋に設置するのもすごく便利だと思います。
スマートスピーカーと連携させる
自宅にネット環境があってWi-Fi家電リモコンを買えば遠隔操作できるようになりますが、やはりスマートスピーカーと連携させることで最高の便利さを発揮してくれます。「アレクサ、エアコンつけて」
これは本当に便利。リモコン探しもスマホを取り出してアプリを起動する必要もありません。あらかじめ設定しておいたモードと温度でエアコンを起動してくれるんですよ。
「アレクサ、エアコン消して」
消す時も同じです。
難点はテレビの音量が大きかったり、子ども達が騒いでると聞き取ってくれないことがあること。オンとオフは簡単だけど、温度設定なんかは声の操作だと決まった言い方をしないといけないのでちょっと面倒くさいことですね。
現在Amazonでは第2世代のEcho dotがセール中
第3世代の新Echo dotが発売されたので処分価格なのでしょう。4980円が2740円になっていました。
リニューアルして変わったのは大きさが大きくなったのと音質が良くなったとの事。音楽目的で無い場合は旧タイプのものでもいいかもしれません。
第3世代のデメリットは電源がUSBではなく専用ケーブルになったところでしょうか。MicroUSBであれば好きな長さのケーブルを買えば良かったのですが専用ケーブルなのでコンセントまでの距離が決まった長さになりました。
また大きくなって重量も増えたので天井にや壁に設置する場合も第2世代の方が向いていると言えますね。
第3世代の新Echo dotが発売されたので処分価格なのでしょう。4980円が2740円になっていました。
リニューアルして変わったのは大きさが大きくなったのと音質が良くなったとの事。音楽目的で無い場合は旧タイプのものでもいいかもしれません。
第3世代のデメリットは電源がUSBではなく専用ケーブルになったところでしょうか。MicroUSBであれば好きな長さのケーブルを買えば良かったのですが専用ケーブルなのでコンセントまでの距離が決まった長さになりました。
また大きくなって重量も増えたので天井にや壁に設置する場合も第2世代の方が向いていると言えますね。
スマートスピーカーで便利な使い方をする
Amazon echoやGoogleHomeで操作する場合は「つけて」「消して」「冷房を24℃にして」などの単体の操作は簡単にできます。
でも寝る時はエアコンを決まった設定にするとかないですか?
私の場合は霧ヶ峰の機能のひとつ「ねむり運転」+「28度」+「タイマー3時間」といった操作をして寝てたのですが、Wi-Fi家電リモコンとスマートスピーカーを使えば、ひと言でエアコンをその状態にすることができるようになります。
使うのは学習リモコンの機能で「ねむり運転」+「28度」+「タイマー3時間」の操作をした信号をリモコンに学習させます。
次にスマートスピーカーにその操作を定型アクションに覚えやすく聞き取りやすい言葉で設定します。
私の場合は「ねむり三時間」をキーワードにしているので、「アレクサ、ねむり三時間」と話しかけるだけで一発操作できるようになりました。
寝る前のリモコン探しも、ポチポチボタンを押す操作ともおさらばです。
Wi-Fi家電リモコンのデメリット
とても便利なWi-Fi家電リモコンですがデメリットもあります。
使っていて感じたのは2つ。
Wi-Fi家電リモコンでエアコンを操作すると本来のリモコンの表示とのズレが生じること。
エアコンのリモコンには温度やモードの表示が出来る液晶が付いてると思いますが、音声やアプリで操作するとリモコンの画面には反映されないので、操作した本人にしか今の設定がわからないことがひとつ。
家族で利用する場合は設定した本人は操作がよくわかるが、家族全員がデジタル機器に強いわけではなく上手くあつかえず逆にストレスになったりするので、設定したキーワードや操作方法をしっかり伝える必要があること。
まとめ
いかがでしたか?エアコンをスマート家電化させるのは割と簡単なんですよ。
私の場合の出費は、リモコンとEcho Dotを購入して1万円程度でした。
買う前はちょっと高いなぁと感じてましたが実際に導入してみるとかなりの便利さに感動するばかり。1万円でこれなら費用対効果は十分かなと。
奥さんはこういうのちょっと苦手なのですが、子ども達は簡単に慣れていくことでしょう。
すでに照明のオンオフ程度なら3歳の長男はもうちょっとで出来そうな感じ。
残念ながらウェイクワードの「アレクサ」が上手く言えず「あれくしゃ!」なので、最初だけ私がアレクサを呼んであげる必要があるんですけどね。笑
以上、古いエアコンをスマート家電化して遠隔操作する方法でした。
それではまた次回!